リモートワークで実現する柔軟なワークスタイル
本記事では、コロナ禍を背景に導入されたリモートワーク制度について、現場での運用状況や課題、今後の展望について担当者に伺いました。エンジニアやデザイナーなど多様な職種におけるリモートワークの状況や、出社とリモートの最適なバランスについても深掘りしています。
アートピースのリモートワーク制度について
・リモートワーク制度は入社3ヶ月以降から利用可能で、週1回の出社が原則
・リモートワークは入社3ヶ月以内の勤務態度及び上司判断に基づき決定する
・リモートワーク導入の背景にはコロナ禍があり出社が困難になったことから
アートピースのリモートワークの概要について
・リモートワークと出社を組み合わせることで、出社日はコミュニケーションを、リモート日は集中作業を重視するメリハリのある働き方が実現できている
・個人作業はリモートで集中しやすいが、ブレストや意見交換などコミュニケーション重視の会議は対面が効果的
・リモートによる情報伝達の難しさ、相手への過度な配慮などによる疲労感がたまに発生する
・現在のリモートワークは柔軟性があり、個人やプロジェクトごとに最適な働き方を模索しながらも随時調整されている
・上原:入社8年目 担当:ECディレクター
・山口:入社3年目 担当:フロントエンドエンジニア
・宮野:入社7年目 担当:デザイナー
Q.リモート制度とは何ですか?
宮野:自宅で生産的な仕事ができる人を対象とした制度で、入社3ヶ月以降から利用可能となっています。週1回の出社は原則で、それ以外はリモートワークが可能です。リモートワークをする上で勤務態度などを見て判断することが多いです。また、人によっては合う・合わないという意見もあるので、その辺りは柔軟性を持って取り組むようにしています。

Q.リモートワーク導入の経緯を教えてください。
上原:コロナ禍で出社が難しくなったことがきっかけですね。ただし導入直後で新人教育やコミュニケーションの課題が生じたため、最低週1回の出社を推奨するようになった。特に新入社員でリモートだと不安を感じる方も多く2〜3ヶ月は出社した方が良いという流れが自然にできました。
Q.リモートワーク導入後、社員の働き方に変化はありましたか?
上原:とにかくメリハリのある働き方ができるようになったと思います。出社日はコミュニケーションを重視し、リモート日は集中して作業できるといった点が大きいです。また、せっかく出社するならということで、出社するメンバーと日程を合わせてランチに誘ったりと、出社だからこそこういった機会を大切にしようと思うようになりました。
宮野:私はリモートが逆に苦手だということを、実際にリモートを経験して気付くことができました。
事務所にメンバーがいたり、一定の緊張感があったほうが仕事に集中することができます。
私が入社した直後はコロナ禍でリモート制度がすぐに導入された時期でした。そのためOJTや教育面ですごく不安もありましたし、だからこそ今はなるべく出社をして人とのコミュニケーションを大事にするようにしています。
山口:自分はなるべく出社するようにしていて、もちろんリモートワークを活用することもありますが、エンジニアなので1日数時間も座りっぱなしになるので、通勤自体が運動になって身体の調子が改善されました。それまでリモートワークもたくさん活用していましたが、意識的に外出をする機会を作らないと、ずっと引きこもりが続いてしまうというか。なので、リモートワークを導入したおかげでより健康を意識することができました。集中力も変わってくるので生産性も高くなって仕事のパフォーマンスに影響しているのは大きいです。

Q.リモートワークの活用方法や頻度についてどう考えていますか?
上原:これはよく議論しているのですが、現在は週1回の出社を原則としつつ、プロジェクトやチームの状況に応じて週2回程度の出社を推奨する、など柔軟な運用をしているという流れで落ち着いています。
山口:特に制作ミーティングなど、対面での密な話し合いが必要な場合は出社が効果的ではあるので、今後もより慎重に検討していきたいと考えています。
Q.リモートワークによる業務への意識に変化はありましたか?
山口:オフラインのほうがコミュニケーションにおいて生産性が高く感じる時もあって、特にエンジニアだと小さな指示出しなどもテキストより直接のほうがすぐに指導することが可能で、その場でフィードバックすることもできます。
宮野:個人作業やデザインはリモートで集中しやすいですが、意見交換やブレストは対面の方が活発ですね。Zoomなどのオンライン会議は画面共有などは便利ですが細かいニュアンスが伝わりにくいです。
上原:事務所には大型のモニターがあるので、実際にパソコンの画面を写しながらやりとりしたほうが教えやすいし、オンラインでは共有しにくい内容もその場で教えることも可能です。直接教えることで安心感も変わってくるんじゃないかなと考えています。
Q.リモートワークの課題や意識していることは何ですか?
上原:人への配慮を余計に意識することがありますね。
宮野:私はよくありました。相手の顔が見えないので、「今、声をかけてもいいかな?」というような考えをしてしまい、結果的に連絡のやりとりに少し時間をかけてしまったり。ただ、今はなるべく相手の時間を奪わないような意識をしているというか、時間を決めて事前に連絡や相談内容を共有しておき、急な催促や連絡をするようなことは避けるようにしています。
上原:そうだね。リアルだとすぐに声掛けできるけど、リモートだとしづらいよね。相手の顔が見えないからこそ小さな配慮をすることが大事だね。
山口:自分もそうですね、やっぱりコミュニケーションをより意識するようにしています。プロジェクトがスタートする際には、なるべく関係者と顔合わせをすることで、やはりその後の関係性が良好に円滑に進むことのほうが多いので、出社をしてメンバーや関係者となるべく顔を合わせてコミュニケーションを取るように心がけています。

Q.リモートワークの今後の活用について
上原:以前よりこういった議論も活発にできていますし、ルールなども明確化されたことで、より活用できるような方向にもなってきていると思います。今度ももちろん個人の働き方やプロジェクトごとに最適な働き方を模索し柔軟に対応していくことが重要だと考えています。リモートを交えれば社員数も増やせますし、会社全体でのメリットも大きいと感じています。教育面でも新入社員などの声も積極的に意見をもらいながら、より会社全体でサポートできるような体制も整えていきたいと考えています。
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