Q. 入社する前はどんなことをしていましたか？

もともと独学でホームページ制作をしていました。2000年頃だったので、当時は本を買ってHTMLやCSSをひたすら読み込み試しながら覚える時代でしたね。知り合いのホームページを作らせてもらうこともあり、そこからこの世界に入った感じです。

それから職種としては、Webデザイナーからスタートしてそのままディレクター的な動きも任されるようになり、自然とWebディレクター職へシフトしました。転職活動でも最初からWebディレクターとして働ける環境を探していました。

Q. アートピースに入社を決めたきっかけは？

「ここで新しい挑戦をしたい」という前向きな思いが決め手でした。これまでアパレル領域の経験はありませんでしたが、だからこそ未知の分野に飛び込み、自分の可能性を広げたいと強く感じていました。

アートピースはアパレルに確かな強みを持つ会社で、「ここなら成長の機会をしっかり掴める」と思えたことが大きいです。以前はエンタメ系企業がメインでしたが、より新しいフィールドでスキルの幅を広げたいという思いが強くなりました。アートピースには年齢やバックグラウンドに関係なく挑戦を歓迎してくれる空気があり、「自分もここでなら思いきり力を発揮できる」と感じ、安心して飛び込むことができました。

Q. 最初から仕事や営業などはうまくできましたか？

最初から完璧にできていたわけではありません。でも、周りの方が本当に親切で、困った時にすぐ声をかけてくれました。たとえばShopifyのコスメ系サイトの制作やディレクションを任されたときも、必要なリサーチ時間をしっかり確保させてもらえたり、初めての業務でも焦らないように丁寧にサポートしてもらえました。そのおかげで、着実にステップを踏めた感覚があります。

Q. 仕事で成長を感じた瞬間はありますか？

最初はオンラインミーティングが苦手で、特にZOOMで初対面のお客様と話すのは緊張していました。
でも、毎日の朝礼でのアウトプットや、月次報告会で自分の考えを発言する機会が多く、その積み重ねのおかげでお客様の前でも抵抗なく話せるようになり、「あ、ちゃんと成長してるな」と実感できました。

Q. アートピースはどんな会社だと思いますか？

会社の理念がしっかり社内に浸透している会社だと思います。形式的に掲げているだけでなく、日々の仕事の中で理念が行動に表れている社員が多いです。特に「社員を大事にする姿勢」が強く、困ったときに絶対に放置されない、安心して働ける環境があります。

Q. 失敗した経験はありますか？

もちろんあります。お客様から多様なご要望をいただく中で、対応の優先順位や進め方に悩む場面もありました。その過程で小さなトラブルが起きてしまったこともありますが、代表から「まず相手の気持ちに寄り添ってみよう」とアドバイスをもらい、視点を切り替えることで、より丁寧な対応ができるようになりました。

すると、お客様とのコミュニケーションが円滑になり、最終的にはプロジェクト全体としてうまく進んだんです。やり取りが多い中で“人とのドラマ”が生まれ、結果として良い方向に向かうことを実感しました。

Q. 未経験や特定のスキルがなくても入社できますか？

入社自体は可能だと思います。ただWebディレクターとして働くには、Webに関する一定の知識やスキルは必要だと思います。例えばコーディングかデザインのどちらかができると仕事の理解がしやすいです。

ただし「深い専門スキル」が必要かというと、そうではありません。広く浅くで良いので、Webの基礎が分かっていることが大切です。それ以上に重要なのはコミュニケーション力です。私自身コミュニケーションが得意なわけではありませんが、それでも進行管理やお客様対応は慣れていけば身につきますし、会社側のサポートもあります。

Q. 一緒に働きたい人物像や、入社してほしい人はどんな人ですか？

一番大事なのは「思いやり」だと思っています。Webディレクターは本当に気配りが求められる仕事です。

お客様が困っていないか、構築側が詰まっていないか、デザイナーが迷っていないか。そういったところに気づいて先回りできる人は、とても活躍できると思います。

そして素直さも大切です。年齢を重ねると意固地になることもありますが、仕事においては柔軟であることが必要だと思います。「自分が正しい」と思っていても、実際には別の方法のほうが良い場合もありますし、その時に間違いを認められるかどうかで、成長スピードは大きく変わります。

Q. 今後アートピースで挑戦したいことはありますか？

新しいプラットフォームにどんどん挑戦したいです。Shopifyだけでなく、他のサービスやツールにも積極的に触れて、自分の幅を広げていきたいと思っています。

新しいツールを手に入れると「これで何ができるだろう」とワクワクするタイプで、0から1を作るようなフェーズが好きなんです。新しいものに触れて、アートピースとして提供できる幅を増やしていければと思っています。