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MESSAGE コラム

キャンピングオフィスを通じて本音とアイデアが育つチームづくり

インタビューでは、アートピースが継続している「キャンピングオフィス」について、現場メンバーの視点から掘り下げました。自然の中で対話することで生まれるフラットな意見交換、心理的な安心感、意思決定の質の向上、そしてチームの解像度が上がる実感まで。実際の体験をもとに、アートピースならではの文化としての価値を言語化しています。

キャンピングオフィスを通じて本音とアイデアが育つチームづくり

◎アートピースのキャンピングオフィスについて

・キャンピングオフィスは「キャンプをする」ことが目的ではなく、自然の中で意見を交わし心理的安全の空間を作ることが目的
・本音が出ることで相互理解が深まり、日常の連携スピードが上がり、無駄なすれ違いが減る
・キャンプ体験を通じてコミュニケーションの質向上やチーム連携を上げるイベント

上原:入社8年目 担当:ECディレクター

安藤:入社9年目 担当:営業

山口:入社3年目 担当:フロントエンドエンジニア

CAMPING OFFICEとは何か。なぜアートピースは続けているのか

上原:まず「キャンピングオフィスって何ですか?」と聞かれたら、私は「キャンプしながら働く」みたいな軽い話ではない、とお伝えしたいです。スノーピークビジネスソリューションズが提唱している考え方で、自然の中で人と人が心を通わせて、分け隔てなく意見を交わせる状態をつくることが目的なんですよね。キャンプはあくまでそのための手段、仕掛けに近いと思っています。

安藤:うん、「手段」っていうのがしっくりくるよね。自然の中ってだけで心に余白ができるじゃん。オフィスにいると、どうしても少しの会議も重たく感じてしまう部分があるというか。外に出ると一回リセットが入る感じ。

山口:毎年開催している理由もやっぱりメリットが大きいからだと思います。普段の会議室では出にくいアイデアや、フラットな意見も生まれやすいですよね。それが回によって大きくブレるというより「この場だとそうなりやすい」という傾向があると思ってます。僕自身もまだ入社経験は3年ほどですが、これまでずっと参加してよかったと思ってます。

上原:まさにそれだよね。単発のイベントというより文化として続けたい意図はある。もちろん代表がキャンプ好きという背景はありますが、それだけでは続かないしね。会社として「この場があることで組織が良くなる」と実感できているから、続けられているのだと思います。

安藤:それに、会社のビジョンとか中期計画って、普段の会議でやろうとすると硬くなるし、言葉が綺麗になりがちじゃん。でもキャンピングオフィスだと、みんなが自然な形で話せるよね。理念とか方針を、現場の感覚に落として共有できる場所になってるのが大きいと思う。

山口:結局、続けている理由って「楽しいから」もありますけど、その先に「コミュニケーションの質が上がる」というのもあると思います。コミュニケーションが取れると、普段の仕事も進めやすくなりますし。1泊2日という短い期間だけど、とても大きなメリットのある取り組みだと思います。

社員の本音を引き出す。自然を通じた社員同士のコミュニケーションの形成

安藤:自分はここが一番刺さってるんだよね。会議って、ちゃんと話してるはずなのにどこか遠慮が混ざるって日常の会議でよくある気がしていて。言葉は出るけど本音の温度が揃いきらないというか。自然の中だとその遠慮がなくなるのがいいかな。

上原:たしかに。キャンプで話しやすくなるのも場の空気がやわらかいからだと思っています。オフィスと違う環境だと人の言葉も少し変わるんですよね。「率直に話してみようかな」といった空気感に寄りやすいと感じてます。

安藤:本音って、単に言いたい放題することじゃないよね。会社や仲間に対する期待とか不安とか、ちゃんとした思いが混ざってるじゃん。自然の中だと相談として出しやすい。だから議論が深くなるのが良いよね。

上原:あと本音が出ると、コミュニケーションって「その場だけ良い」で終わらないと思うんです。普段の業務でも、相手が何を大事にしているかが分かっていると、言い方や頼み方も変わってくるし。連携の速度も上がるし、無駄なすれ違いも減っていくと思います。

山口:それは大切ですよね。キャンピングオフィスは「仲良くなるイベント」というより、チームのコミュニケーションの土台を作る機会だと思ってます。本音が出たり、理解が深まったり、日常の会話が楽しくなるし、仕事のしやすさにも直結してきます。

「言っても大丈夫」が前提にある

山口:僕が一番強く言いたいのがここで、発言が増えると情報が増えると思います。情報が増えると意思決定の精度も上がります。これは当たり前なんですけど、オフィス会議だと「発言が増えない」状態が普通に起きます。だから、まず「言っても大丈夫」を作るのが先だと思います。

上原:普段の会議って、「正しいことを言う場」になりがちだけど、言える人だけが言って、言いづらい人は黙ったり、結果として情報が偏ったりします。キャンピングオフィスは、その構造を崩しやすいというか、失敗談でも、未完成の意見でも出せる雰囲気があるんですよね。

安藤:自然とかキャンプはきっかけでしかなくて、アイデアが出るのはやっぱり「安全な場」ができてるからだよね。安全な場だと途中で言い直せるし違う意見も歓迎されたりするから、普段とは違ったことを話してみようとか。だから新入社員の方でも発言が増えるのが嬉しいと思ってる。

山口:そうだと思います。安全な場って、「遠慮なく言って」と言うだけではできないですよね。空気がそうなっていないと無理ですし。でもキャンピングオフィスは、自然の開放感とか、焚火を囲む距離感とか、非日常の感覚が結果的に心理的な安全を作るんだと思います。僕自身も新入社員の頃から参加させてもらってますけど、意見がすごく伝えやすいのを覚えています。

上原:それが意思決定に直結したりするよね。例えばビジョンや中期計画って、表面の意見だけ集めても意味が薄いと思うし、現場で感じている違和感や個人のやりたい方向性など、本人から出てくる情報が出て初めて判断材料が揃うようねイメージ。発言量が増えるとその材料が増えて、自分も会社のビジョンに参画してるようなイメージになる。

安藤:たしかに材料が増えると、結論も変わるし、何より納得感が変わるよね。決めた後に「それ、現場だと無理じゃない?」が減るというか。結果的に会社の意思決定が強くなる気がするよね。

チームの「解像度」を上げる時間がキャンピングオフィス

上原:最後はここですね。私は、キャンピングオフィスの最大のメリットは、チームの「解像度」が上がることだと思っています。普段一緒に仕事をしていても、相手が何を大事にしているか、どんな未来を見ているかって、意外と知らないんですよね。そこが見えるだけで、連携の仕方が変わってくると思います。

安藤:焚火を囲ったりすると昼の議題をよりフランクに深掘りできるし、仕事以外の話も混ざる。それが「この人ってこういう価値観なんだ」っていうのが知れるのがいい。

山口:ですね。真面目に話せば話すほど緊張も生まれるけど、夜に同じ時間を過ごすとその緊張がいい感じにほぐれて本音や価値観を話しやすくなります。

上原:しかもこういったイベントを一緒に体験できたり共有できるのも大きいよね。体験の共有は普段の業務じゃ難しいことが多いけど、終わったあともキャンピングオフィスの話で盛り上がれる。そういう共通言語が増えるだけで、チームの距離は縮まると思います

安藤:結果、キャンピングオフィスって「その日だけ仲良くなる」じゃなくて、「日常のやり取りが円滑になる」とか「コミュニケーションの質をあげる」「情報の齟齬を無くす」ための時間な気がする。解像度が上がると相手の意図を汲みやすくなるし誤解が減る。仕事のスピードも上がるしね。

山口:僕自身も楽しかったで終わらせないように意識しています。課題がどれだけ改善したか、ビジョンにどれだけ近づいたかを意識して業務に活かしていく。そうやって繰り返すことで、キャンピングオフィスが「文化」として強くなると思ってます。

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