本記事の対象者

・Shopifyの翻訳アプリでおすすめのものはなんだろう?
・Translate & Adaptという翻訳アプリはどうなんだろう?

越境を始めとする海外展開を行うECサイトにとって、翻訳アプリを選ぶ際にどれにすればいいかと悩まれる方は多いのではないでしょうか。

本記事で紹介するのは『Shopify Translate & Adapt』です。

Shopifyが提供するアプリとして、ようやく日本で発表されることになりました。

​世界最大級のコマースプラットフォーム、Shopify(ショッピファイ)は、越境ECにより事業拡大を目指すマーチャント(事業者)に向け、世界150カ国以上の言語を自動翻訳する新たなアプリケーション「Shopify Translate & Adapt」を、2022年9月14日に、日本で提供開始します。
引用
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000034630.html

『Shopify Translate & Adapt』の使い方や、メリット・デメリットを紹介していきますので、ぜひ活用してみてください。

Translate & Adaptとは?

Shopify Translate & Adaptとは、翻訳アプリになります。
ShopifyでECサイトを運営をし、海外の方に向けて販売する人にとってサイトを言語翻訳する必要があります。

通常のWebサイトであれば「英語対応専用」のページを作り、英語用のドメインを追加して切り替える必要があったり、わりと手間がかかったりします。また、必要によってはエンジニアであったりプログラミング知識がある人でないと実装は難しいです。

Shopify Translate & Adaptはアプリなので、インストールをして自動翻訳をしてくれることで簡単に翻訳されたページを生成することができます。
この方法であれば、プログラミングの知識がない方でも簡単に翻訳対応ができるので、アプリを有効活用することは非常におすすめです。

つまり、下記のようになります。

通常のWebサイト

・英語専用のページを作る手間が発生
・ドメインの設定から切り替えの手間が発生
・プログラミング知識の豊富なエンジニアでないと実装が難しい

翻訳アプリを使用

・アプリをインストールしたら自動翻訳
・専用ページもすべて一括でアプリが対応
・プログラミング知識も不要なので一般の方でも簡単にできる

このようにアプリを使うことで、工数や手間が大幅に削減することができます。

Translate & Adaptのメリット・デメリット

まずはメリットについて紹介します。

Translate & Adaptのメリット

メリットについて解説していきます。

・無料で利用できる
・自動で翻訳される(Google翻訳)
・多言語対応している(デフォルト言語+2言語)

無料で利用できる

無料で翻訳アプリを使えるのは大きなメリットではないでしょうか。

Shopifyで有名な翻訳アプリのほとんどは有料アプリです。もちろん有料アプリの方が優れている面が大きいのですが、固定費が増えやすい
Shopifyにとってはなるべく毎月の負担を減らしたいはずです。

また、売上が少ない時や、手軽に越境ECサイトを使いたい人からすれば、まずは無料で試していきたいというのが本音だと思います。

そういった方にとってはTranslate & Adaptで無料導入して売上が伸びてきた時に有料アプリに切り替えるのがいいかなと思います。

自動で翻訳される

機能面についても非常に優れていると思います。

自動翻訳+3言語まで対応しているので、使い勝手は十分だと思います。
手動で翻訳する必要はないので、オープン前の工数や手間を大幅に削減できると言えるでしょう。

また、プログラミング知識も不要なので、ECサイトを初めて立ち上げる方でも安心して利用できます。

またShopifyが提供しているアプリということで、普段から安心して利用することもできます。通常のアプリだと開発元(ベンダー)によって、対応がさまざまです。また悪質なアプリもあるので、このような開発元での不安は解消されます。

✔︎使い方マニュアル
https://help.shopify.com/ja/manual/markets/languages/translate-adapt-app

Translate & Adaptのデメリット

デメリットについて解説していきます。

・翻訳はすべて正確ではない
・個人向け、規模感の大きいサイトには不向き
・有料アプリにはやや劣る

翻訳はすべて正確ではない

無料で使えるとはいえ、機能にはやや制限があります。

翻訳はGoogle翻訳なので、正確な部分もあれば、たまにおかしな表現もあったりします。日本人から見て問題なさそうだとしても、ネイティブな方から見たら微妙な翻訳な文章もあったりします。

また、ショップ内での独特の固有名詞、商品名に関しては手動で入力の手直しをする必要があります。(他の有料アプリについても同様なので、仕方がないですが・・・)

最近はDeepLの方が優秀で評判が高いこともあり、Google翻訳を使う人は減ってきています。

なので、正確な翻訳を目指すという方には不向きかもしれません。

個人向け、規模感の大きいサイトには不向き

前述した通りで、規模感の大きいサイトには不向きかもしれません。

向いてないサイト

・ページ数が多い
・商品特有の固有名詞が多い
・独特な表現が多い

上記のようなサイトにとっては不向きです。

手動で直す手間がある場合、ページ数やテキストの量によって膨大になるので、なるべく負担を減らすのであれば、あらかじめ有料アプリを使うことをおすすめします。

なので、個人でECサイトを運営する方や、商品や全サイトページの量が少ない、まずはスモールスタートでECサイトを始めたい、こういった方には向いていると言えるでしょう。

Translate & Adaptと有料翻訳アプリと比較

実際に有料アプリと比較してみます。

LangShop

・月額$34
・通貨変換も可能
・200以上の言語に翻訳対応
・URL生成、メタタグ検出のSEO対応もOK

有料アプリは無料と比べて上位互換のような機能が充実しています。

しかし、大規模なサイトでもない限り、上記のような機能は完全に使いこなすのは難しいかと思います。

初めて利用する方にとってもおすすめなのですが、もっと手軽に始めたいのであれば無料の「Translate & Adapt」からスタートするのが良いでしょう。

Weglot

・有料$15/月
・多言語SEOに最適化
・リダイレクト操作も自動対応

こちらは有料プランになりますので、機能も十分に備わっています。
中でも特にSEOに特化されており、翻訳ページへの専用URLの付与、メタタグやディスクリプションなどにも自動対応、翻訳後は自動でインデックス。

上記のように、SEOを強化したいサイトにとっては十分におすすめできるアプリです。

しかし、翻訳する単語が約2000個以上になったり、対応言語が増えると別で料金が発生してしまいますので注意です。
あくまで有料を前提にするのであれば、問題なさそうです。

実際の操作画面

実際にインストールした画面になります。
シンプルで見やすい画面になっており、直感的に操作が可能です。

クイックガイドも付いているので、迷わずに始めることができます。

言語追加も簡単に追加できます。
また、150言語以上にも対応しているので、越境ECを簡単に始めることができます。

「自動翻訳」を押せば一括で翻訳してくれるので、時間はこの量で10秒足らずで終わりました。商品数が少なければ、1時間程度でサイト全体の翻訳が終わると思います。

商品やページ内だけでなく、サイトの内部までしっかりと翻訳対応を可能にしてくれます。

無料なので、手軽にインストールして色々と試すことも可能です。

Translate & Adaptの今後の動き

Shopifyが提供しているアプリということで、今後も安心して利用できるアプリだと思います。また不具合があってもサポート対応が充実していたり、定期的なアップデートによって無料でできる幅もどんどん増えていくかと思います。

・翻訳対象国の増加
・DeepLの追加
・外部アプリの互換性充実

あくまで予想ですが、越境ECが拡大しているので、上記の対応も少しずつデフォルトになっていくのではないかなと考えます。

Shopify Translate & Adaptの登場によって、他の無料翻訳アプリを利用する必要がなくなったので、今後は利用するユーザーがもっと増えるかと思います。

アートピースでは、海外越境対応のECサイト制作や相談からお気軽に承っております。アプリの相談からテーマ選びなど、Shopifyにおける質問も受け付けておりますので、ぜひお問合せください。


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