最近では日本でもECプラットフォームとしてShopifyを導入する企業が多くなったのではないでしょうか。特徴としてカスタマイズ性が高い・在庫マネジメントがしやすい・配送面でも強いというところが挙げられますが、今回、カスタマイズ性が高い×効率化という点で有効であるShopifyアプリに着目しました。
アパレルECサイトを運用するにあたって、多くの商品を手動で行うと時間がかかったり、ミスが出てきたりするため、いかにミスなく時間をかけずに効率化出来るかが重要になってきます。
本日ご紹介するのは、そのShopifyアプリを使って、どういったことができるのか、基本的な機能+自動で更新できる必須アプリをご紹介します。
目次
・Shopifyアプリとは
Shopifyに導入することができる拡張機能です。Shopifyのアプリストアからインストールして使用することが可能で、月額費用が掛かるものと、無料で使えるものがありますが、追加することで、さまざまな機能を使えるようにできるサービスです。 例を挙げるとSNSと商品を連携し紹介するアプリ、再入荷の時にメールを送ってくれる、また、オーダーメイドの商品を作ることができるなど、便利なアプリケーションです。
・必須アプリ
1. Judge.me ※有料
shopifyには元々、商品レビューの機能はないのですが、このアプリはその名の通り商品レビューをしてくれるます。お客様は手に取って商品を確かめることは難しいため、商品レビューを参考にし購入するお客様が多いです。導入することにより、 購入後のクレームが減ったり、顧客満足度(CS)の向上に繋がったりするため必須のアプリとなっています。商品レビューアプリは他にもありますが、今回Judge.meを選んだ理由は2点です。
・月額費用が他のと比べて安い
→低価格ですべての機能が使える
・レビュー依頼のメールを自動で送れる
→それに加えレビューをしてくれた方にクーポンプレゼント という機能まで
・Googleの検索結果にレビューを表示できる
→商品検索の際、多くの方の目に留まりやすい
2. Pre‑Order Manager ※ 対応商品数によって料金変動
こちらは予約販売を自動的に行ってくれるアプリです。せっかくの人気商品なのに在庫が無く、諦めてしまうお客様を逃してはとてももったいないです。
また、時期によって売上が変動する商品や、売れ行きを事前に把握するのが難しい新商品は、ECサイトに予約販売機能を追加するのがおすすめです。 実際にはShopifyには予約販売機能はありますが、商品名「予約商品」と手動で入れたり、予約商品なのか分かりにくかったりもします。そこでこのアプリを選んだ理由は以下の3点です。
・購入ボタンを「予約商品」に自動で変更
・予約商品ラベル設定や○○までに発送などのテキストも自動で設定
・プレオーダー分析
3. GET SALE Bulk Discount Manager
※ 対応商品数によって料金変動
こちらはセールを自動的に設定(切り替え)してくれるアプリです。例えば1/1~1/15でセールを開催する場合1/1に自動的にセール価格に反映・セール終わりに自動的にプロパーへ反映してくれ、クーポンの配布まで行ってくれます。設定のし忘れや、設定の手間を省いてくれるため、季節ごとに商品が入れ替わるアパレル系ECにはピッタリなアプリです。
・アプリを導入する上での注意点
便利なアプリや種類が豊富なため、あれもこれもと追加したい気持ちはありますが、どんどん追加してしまうと、下記のようなデメリットが出てきてしまいます。
・表示速度が遅くなる
・バッティングし作動しなくなってしまう
・表示が崩れる可能性
・月額費用が掛かるアプリも多いためランニングコストが上がってしまう
上記の方なデメリットが発生してしまう可能性もあるため、しっかりと必要なアプリを厳選して追加しておくのがよいでしょう。
・まとめ
冒頭でもお伝えしましたが、現在Shopifyは世界各国で利用される人気のプラットフォームとなっています。Shopify以外にも様々なプラットフォームがありますが、それを上回る開設・運営のしやすさが売りとなっています。今回ご紹介したアプリはその運営のしやすさに繋がっていると強く感じられました。基本的な機能はもちろん、そんなものまで!と思うアプリも多くあるので、ECサイトで何を重視するのかでカスタムしてみても良いかもしれません。
また、後半はアプリの追加し過ぎると、、、というデメリットもお伝えしました。アプリを厳選し入れることによって、ECサイトの重視したい点や強みが見つかるのではないでしょうか。