越境ECの売上アップに繋がる！リピート率を上げる4つのポイント（後編）

こんにちは、アートピースの大沢です。

ここ数年でめきめきと成長している越境EC市場ですが、国内企業の越境ECへの参入や転向を加速していますが、物価高の影響で費用削減等も課題となり、EC運用担当者の負担を良く耳にします。そこで前回、下記の記事をアップしました。

越境ECの売上アップに繋がる！リピート率を上げる4つのポイント（前編）

ここ数年で主に欧州やアメリカでは個人情報を保護する法律・規則が厳しくなっており、罰則も厳しいことから越境EC市場の急速的な成長に歯止めをかけてしまう可能性もあります。そうした状況を踏まえ今回は、越境ECの売上アップに繋がる、リピート率を上げるポイントの続きとして、効率的に弱点を自社ECサイトを改善できるよう、サーチコンソールを使った改善方法をお伝えしていきます。

1 サーチコンソールとは
2 リピート率UPポイント3：流入キーワードや人気の高い・低いページからSEO対策を行う
3 リピート率UPのポイント4：カバレッジ機能等でエラーを改善する
4 まとめ

サーチコンソールとは

Google Search Console は、Google の無料サービスの１つです。Google 検索結果でのWebサイトの掲載順位を監視したり、管理・改善するなど、検索パフォーマンスを分析するのに役立ち、SEO対策を行う上では欠かせないツールです。

サーチコンソールを使うことで、Google 検索結果での検索順位やクリック率、表示回数など、検索パフォーマンスの詳細を確認することが出来ます。この確認作業から、自社Webサイトの欠点を予測して、改善を施すことで検索流入を増やすことができたり、購入や問い合わせといったコンバージョンの増加させる割合を高めることができます。

リピート率UPポイント3：流入キーワードや人気の高い・低いページからSEO対策を行う

サーチコンソールを使用して改善を行う際にまず行いたいのが、「流入してきたキーワードや人気の高い・低いページを確認してSEO対策を行うこと」です。流入してきたキーワードを探すためにはまず下記の流れで確認していきます。Search Consoleを開き、画面左側にあるメニューから「リンク」を開きます。リンクを開くと

・外部リンク

・内部リンク

・上位のリンク元サイト　

が表示されます。内部リンクは自社Webサイト内で重要度が高いページ、外部リンクは自社Webサイト以外で人気度が高いページとなります。上位のリンク元サイトの項目は、スパムサイトからリンクが貼られている可能性がある時に詳細を確認することで対策が可能です。内部リンク・外部リンクにあるページを見直し、ページの導線やCTAが適切に設定されているかを確認してページ改善を図ります。

加えて、SEO対策でサーチコンソルの効果や可能性を最大限に生かすための、下記４つポイントも、しっかり押さえておくのがオススメです！

ｈ1、ｈ2 タグにキーワードを入れる

ｈ1、ｈ2 とは、HTMLタグの一種で、Webページのコンテンツテーマを表す見出し用のタグです。 titleタグ（タイトルタグ）に次いで重要なタグとなります。

Altタグの設定

Altタグも HTMLのタグの一種で、Webサイト上にある画像情報を記述するタグです。テキストブラウザを利用しているユーザー、画像が表示されない環境にあるユーザーのために「画像の代わりとなるテキスト」を設定することで、SEO対策の効果が発揮されます。

メタディスクリプション

キーワードを入れて検索をした際に、タイトル（見出し）の下に表示される概要のことをメタディスクリプションといい、Webサイトの概要を示すMetaタグのことを指します。 SEO対策においてはこのメタディスクリプションがしっかりと記入されていることも、重要なポイントです。

モバイルフレンドリの状態にする

モバイルフレンドリーというのは、昨今スマホ利用者の急増の状況を受け、Webサイトをスマホでも閲覧しやすい状態であることがSEO対策のポイントの１つになっています。ユーザーにとって有益なサイトを高く評価するのが Googleの基本方針がのため、スマホ対応の有無は検索順にも確実に影響しますので注意が必要です。