私事ですが、アートピースに勤める以前は路面店や百貨店などのアパレルショップで販売員の仕事をしておりました。一日来店されるお客様の数はある程度決まっている中、いかに購買率を上げるかあれこれ悩んだものです。

店頭ディスプレイでのアイキャッチ、お客様の導線を意識した什器の配置、気持ちよくお買い物できるようにお掃除を抜かりなく行ったり。

これはオンラインストアに置き換えるとトップページのレイアウトだったり、バナーデザインだったり、フォーム改善だったり、私たち運営担当がああでもないこうでもないと日々考えている事と似ています。

リアル店舗だと店内を作り込んだ上で、入店してくださったお客様にお声掛けし、ニーズを聞き出し、最適な商品をご紹介、お店のファンを作り、顧客データを集め、リピーターを作り売り上げを伸ばしていくわけです。

しかしどんなに買い物しやすくオシャレな店内を作っても、商品について聞きたい時にスタッフがいなかったら購入を諦めてしまうかもしれない。

店員さんとの会話によって購買意欲をかきたてられてついお買い物してしまったという体験、みなさんも一度はあるんじゃないですか?

 

ECサイトへ来訪してくださったユーザーにもたくさんの質問疑問があります。

せっかくECサイトへ来訪しても欲しいアイテムがみつからない。みつけ方がわからない。いつ届くのか。いつ入荷するのか。どうやって購入するのか。などなどユーザーが抱く疑問を即座に解決することができれば、離脱を防ぐのはもちろん、購買意欲をさらに引き出すことだってできる。

限られた来店数の中でCV率をいかに上げるか、いかに離脱率を下げるか。リアル店舗もECもフィールドは違えど課題は変わりません。

そんな時に活用したいのが最近ますます進化しているウェブ接客ツールです。チャット型、ポップアップ型など様々なツールがありますよ。リサーチがてらご紹介します。

・KARTE
リアルタイムでユーザーの情報や感情を解析し表示、接客を発動させることが可能

・zenclerk
人工知能が「購入を迷っているお客様」だけにクーポンを表示
平均注文率(コンバージョン率)1.4倍の実績

・chamo
閲覧者が最も気軽に疑問を解決できるチャット機能に特化した接客ツール

・AI.Bis
見込み顧客に対して能動的に話しかけることができるAIチャットボット
ウェブサイト上での営業活動を24時間自動で行える
BtoB企業向けに、サイトに訪れた見込み客の獲得に特化したサービス

ただ単純にユーザーにお知らせを見せる機能だけでなく、AIが離脱しそうなユーザーの動きを解析して引き止めるアクションを起こしたり、、進化してますよね!

PDCAを勝手に回してくれたり、問い合わせへの自動返答なんかは少ない人数で運営しているサイトの工数削減にまで一役かってくれます。

上手に活用してECサイトでおもてなし!していきたいですね。

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