自身のブランドを展開する企業さまが自身のECサイトでエンドユーザーに対して販売を行う方法が普及し店舗とECの両軸で売上を作る企業が多くなりました。
感染症が流行した頃からオンラインで完結するプラットフォームの可能性に注目が集まっています。
この記事をご覧の皆様もオンラインでのビジネス拡大のステップアップとして企業間取引に注目をしているかと思います。ここで企業間取引(BtoB)についてご紹介します。
目次
BtoBの仕組み
BtoB(Business to Business)とは、企業間取引のことで、ある企業が他の企業に対して商品やサービスを提供するビジネスモデルを指します。これは消費者(BtoC、Business to Consumer)ではなく、他の企業が顧客である場合に使用される用語です。今回ご紹介するBtoB取引は、仕入れを行う企業をターゲットとした卸価格での販売、在庫管理、支払い関係の簡潔化が可能となっております。
現在の課題
BtoB EC「アラジンEC」を提供するアイルが500社以上の企業を対象に実施した「受注業務の実態調査アンケート」によれば、EC導入による効果で最多を占めたのは「入力作業の軽減」で回答者のおよそ3分の1が効果を感じていると答えました。EC化する前に抱えていた課題としては、商品管理や単価設定、配送や送料計算のルールが複雑であることや、在庫管理ができていないといった課題が多く挙げられました。こうした複雑なルールの処理をBtoB ECのシステムにより自動化することで、在庫管理のハードルが大きく下がり、正確性やスピードが上がります。
BtoB ECで出来ること
注文と処理
- 企業は小口から注文が出来、短い期間で手元に届く為利用頻度が高まります。
- メーカー側は自動処理で進むので時間コストも大幅に改善出来ます。
様々な価格設定
- 各顧客または顧客グループに合わせたカスタマイズ可能な価格設定や割引を設定できます。
- 注文個数に応じての価格設定や会員ランクでの金額提示が可能です。
在庫管理と自動更新
- リアルタイムでの在庫状況の確認と自動更新により、供給過多や欠品のリスクを軽減します。
- 入荷時期も記載出来るので細かなやり取りが不要になります。
請求書と支払い処理の自動化
- 電子請求書の発行やオンラインでの支払い処理が可能です。
- 掛け売りはもちろん初回取引に関してはCODにも対応出来るので安心して新規開拓が可能となっています。
顧客管理(CRM)機能
- 顧客の購入履歴や行動を追跡し新商品の提案や在庫SALEの提案なども可能です。
- カスタマイズすることで自動メルマガの配信も可能となります。マーケティング施策にも効果的です。
多言語・多通貨対応
- 国際的な取引をサポートするために、複数の言語や通貨を設定出来るプラットフォームがありますがまだそこまで広げなくても国内シェアを獲得する方向で進めることをおすすめします。
配送業者とバックエンド連携
外部連携ツールを活用し配送業者や在庫管理会社と自動化も可能です。よりスピーディーな業務改善を行う場合は必ず設計から必要になります。
おすすめプラットフォーム
おすすめプラットフォームはこちらの記事でご紹介しています。
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