アートピースでディレクターをしてますヒロミツです。
最近は営業に行く機会が多いので気が付いたのですが、靴ってほんと大事。
身なりってほんと大事!!
初めてお会いするお客様ばかりなので、最低限はキレイでいたいと思ってます・・・・・
本当に今さらなんですが、革靴を買いに伊勢丹に行きました。
YouTubeや色々なサイトを見ても手入れがしやすく、日本人の足に合わせて作った墨田発のブランドということで購入してみました。
とにかく履きやすく、かかともしっかりしているし馴染むのも早かった気がします。
とても愛着が湧きました。
ちなみにひとつ前はこんな感じ。合皮の7千円くらいのものです。
当時はなんのこだわりもなく、とにかく安くてそれなりのものであればよかったのですが
もっと早く買っておけばよかった・・・と後悔しました。
新しいこの靴を履いたことでテンションがまったく違いました。
日々の手入れ
みなさんは靴のケアアイテムはなにを持ってますか?
僕は10年くらい前に結婚式の引き出物でもらった革靴のケアアイテムを捨ててしまったくらい
なんのこだわりもなかったのですが今さらながら揃えたくなってきました。。。
普段手入れで使っているのは化学繊維のブラシ
これは実家にあったものをそのまま持ってきた感じだった気がします。
普段は帰宅後、これでかならずホコリを落とすようにしてます。逆にこれしかしてません。
まさかの雨で濡れてしまった!?!?!?!
先日やってしまいました。
まさかの雨で1日中、革靴が濡れては少し乾き・・・の繰り返しでなんだか
光具合もついに薄れてきてしまいました。YouTubeやサイトで調べて次の工程を踏みました。
1日目: 全体的に濡れた雑巾で拭き
キッチンペーパーや新聞紙をまるめてつっこみ、定期的に入れ替えてあげる
余分な水分は拭き取るのですが、面倒なことに
けっこう濡れているところとそうでないところとあり、そこを均一にある程度
そろえてあげることで、乾いたときの雨染みというものができるのを防ぎます。
キッチンペーパーをつっこんでみるとわかるのですが、使うとめちゃくちゃ使います。
ので、効果は絶大ですが、新聞紙の方が経済的です。ただ、新聞紙はインクがうつったり、
一度吸収した水分がまた戻ってしまうなんてこともあるみたいで、新聞紙をまるめたら
その周りにティッシュを巻いてつっこんであげたほうがいいようです。
30分ごとくらいに3回くらい変えました。
それで、こんな形で立てかけて乾かします。
底も革なので、通気するように立てかけて乾かします。
2日目:シューキーパーを入れて日陰干し
シューキーパーですが、amazonで安く売ってます。
https://amzn.to/2UMDtdw 2,000円くらい
レッドシダーで香りもよく、これを入れることで余分な水分も取ってくれます。
解説する人によって、見解が異なりますが履いた翌日に入れて保管→取り出す
が普段もいいとのことです。履くことで伸びた革が戻ろうとするのを形を保ちながら
整えてくれる役割があります。
3日目:デリケートクリームで保湿
https://amzn.to/34mE5d9
人間の肌かよ!ってつっこみたくなるくらいですが、
これだけ雨に打たれて乾くと、油分が少なくなります。
ですのでこれで保湿してあげました。
それにしても革靴って・・・・・・
繊細!
革靴は最低3足は持っておくのがよさそうです。
それをローテーション+ケアすることでかなり長いこと履けそうです。
革靴のケアについて
革靴ケアセットはこちら
①M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)シュークリームジャー / 革靴の保湿
891円
②M.MOWBRAYツヤ出しクリーム / 革靴の補色・ツヤ出し
1,350円
③M.MOWBRAYステインリムーバー / 余分なワックス、汚れ落とし
660円
④SAPHIRビーズワックスポリッシュ 50ml / 鏡面仕上げ用クリーム
880円
⑤仕上げ用化繊毛ブラシ プロ・ブラシ(化繊) / 仕上げのブラシ
1,100円
靴磨きの工程
1.革靴のほこりを除去
馬毛ブラシを使ってらっしゃる方が多いのですが
僕の場合はこのブラシが家にあったので、こちらを使ってます。
2.ステインリムーバーで余分なワックス、汚れを取る。
こちらをクロスにつけて全体的に拭いてあげます。そうすることで
よごれが取れ、このあとのクリームがなじみやすくなります。
3.ツヤ出しクリームをつける
この不思議な形をしている、「ペネトレイトブラシ」も家にありました。
あった方が便利です。
ツヤ出しクリームをこのペネトレイトブラシに米つぶほどつけて
点をつけるように靴につけてブラッシングします。
4.クロスで全体を磨く
ちなみに・・・僕は履き古しの靴下を使いました。
これだけでも十分キレイになりました。
5.化繊ブラシで仕上げる
このブラシで全体を仕上げます。
大きくてとても扱いやすいです。
6.鏡面磨きその1
この先端部分をさらに光らせることが可能です。鏡面仕上げと呼ばれるんですが、
難易度がここだけたかかったです。
こちらのクリームを使います。
開けるとこんな感じになっていて、体温で溶けるので手につけます。
くるくると片靴ずつ、先端部分につけては乾かし、を今回5回ほどやりました。
この作業が下地です。
これが層になっていて、後の輝き方に影響します。
7.鏡面磨きその2
ラストは少し水を含ませたクロス(僕は靴下ですが・・・)でさらにこの鏡面クリームを塗ります。
その後、同じ方向に磨き上げます。
8.化繊ブラシで仕上げ
最後にこの化繊ブラシでむらなく仕上げて、このハンドクロスで余分なクリームを除去します。
左がケア後、右がケア前です。
外で撮影するとより違いがわかります!
革靴が気になった理由
お恥ずかしながら、ちょっと前まではスーツも、革靴も大嫌いだったんです。
スーツは窮屈で苦しいし、革靴なんてすぐダメになるじゃないですか?
合皮でも履ければよくない?
雨の日なんてそれは大変なもので、手入れする意味がまずわからない!
というよりも合皮しか履いたことない!っていうレベルでした。
大学3年の頃なんて、みんなスーツ着て就活しているのを本気で嫌がってました。
その気持ちがなぜ変化したかというと・・・・
第一印象で判断する
からです。本とか、ありとあらゆるところで言われてるじゃないですか!
けど僕にはどうもピンと来なかった。そうは思わなかったから。
だけどもですよ!
たくさんの人により会うようになって、仕事に対する姿勢が素晴らしい人は
格好がきちんとしているケースが多い!特に足元が本当にキレイ。
くたくたな靴とか、スニーカーとか仕事中はまず履いてないんです。
もちろん履いてて素晴らしい人も多くいますが、実際少なくないでしょうか?
勝手な偏見かもしれないですが汗
学生時代にとある高級レストランで働いていたときに
黒服と呼ばれるマネージャーの立ち位置の人はピシッとスーツで接客してました。
アルバイトもわりとピシッとはしているのですがエプロンがどうにも
よごれてしまいます。
忙しい時も同じくらい料理を運んだりしても、そのマネージャーは汚すことなく
1日を過ごすのを見て当時はすごいなぁと感じました。
なんだかこれに通じるところもある気がします。
とはいうものの、おしゃれな格好だったらより素敵だなーって個人的には思うんですが
ハードルが高い・・・・スーツならまず変には思われないので僕はスーツからスタートしました。
セットアップに、白TでもWEB業界っぽいっちゃぽいし、
確かによく着ている人は多いんですが、みなさんはもし
両者が事務所に営業しに来たときの印象はどうでしょうか?
もちろんその後のトークが大事だし、結果変わらないっていう意見もあるとは思うのですが
スタートの位置が個人的に違うかなと感じました。
スーツだと、よくも悪くもスタートは0スタートだと思ってます。
けれども、それ以外ってマイナスからプラスまで振り幅が広い気がしてます。
話はそれましたが、靴のケアをするのには日々少しずつやるのが大切だと
感じました。いくら疲れてても、ブラシはする。
1ヶ月に1回は靴を磨くことでいつの間にか身の回りのこともキチンとできるようになる気がしました。
気がしました。
逆を言うと、革靴ほど繊細なものを手入れできない人は他のケアもできないんじゃないか!?って思うようになりました。
みなさんもぜひ一緒に革靴ケアしましょう!!