こんにちは、ディレクターをしてます、ウエハラです。

少し前になりますが、2月中旬に「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」にいってきました。終了間近だったのでかなり混んでいる様子でしたが、今見ると5月10日まで会期延長してたようでした。(コロナで行きそびれた方もいそう‥少しでも行った気になればと思います!)

内容としては、日本デザインコミッティーのメンバーによる「原画」の展示。
*日本デザインコミッティーは「グッドデザインの啓蒙」を目的に設立され、現在26名の有志により、松屋銀座での活動を中心として、様々なグッドデザイン運動を展開しています。

通っていた大学の教授が、グッドデザイン賞の審査員だったりしたこともあり、グッドデザインについての話はよく聞いていました。とにかく発想が面白かったり、機能面も兼ね備えながら見た目もスタイリッシュで美しいものが多いです!大体便利なものって色がダサかったり、生活感あふれるものだったりしますよね。。

部厚い昔ながらのノートで描く人もいれば、最初からPCで描く人がいたり、微妙なカーブを何度も修正していたり、やっては戻してやっては壊して。。プロではもちろん当たり前のことだとは思いますが、こんな作り方をしているのかと感じるものが多かったです。

余談ですが、最近は撮影可の展覧会が増えてきましたよね。「#ハッシュタグでシェアしよう!」なんてPOPもよく見かけるようになりました。嬉しい限り!

個人的に好きだったのは誰かの原画ではなく、松屋銀座で行われてきた企画展の歴代のポスターやハガキたち!当時の流行りのフォントだったんだろうなあ、とか写真ではなくこの頃は抽象的なイラストレーションがオシャレだったんだなあ、とか面白かったです。

▼マリメッコの1973年のデザインギャラリー展
これは今と変わらない感じ!完全に変わらず貫いててすごい可愛いです♥

みなさんは展示会や展覧会などに行くときは、どのように見ていますか?私は結構、パネルの説明文を最初から細かく読んでいき、端から端まで見ていくタイプです。人物(出来事)の背景を知った上で、この作品ができたということを知るのが楽しいです。ただ、今回はかなり人が多くいたので後ろからのプレッシャーに負けてあまり読めるところが少なく‥(やっぱり少しくらい空いてくれていると有難いのですが。終了予定間近で、行くタイミングを間違えました。。)
とにかく原画も多かったのでなめまわすように原画だけを見ていきました(笑)

今回のように、説明や背景を見ないで先に作品を見て行って「なぜこうなったんだろう?」とか、あまり個人的に美しくないと思うものについての考察とか、考えながら見るのも楽しいなと思いました。後から説明見て「なるほどね!」って謎解きできるのも楽しそう。

今はコロナウイルスの影響でデザインサイトも休館中とのことでした。早くまた展覧会にいきたいな~と思う毎日です。在宅ワークも疲れがでてきているころですが、気晴らしになるように写真フォルダ振り返ってみたりして、皆さんもう少しだけ頑張りましょうね!

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