Twitterでたまたま見た廃線の写真にひかれて
無性に見に行ってみたい衝動にかられ、行ってみました。
西武安比奈線とは
埼玉県川越市の南大塚駅から安比奈駅を結んでいた
西武鉄道の貨物線である。
1963年より50年以上の長期間にわたり休止となっていたが
、2017年5月31日に正式に廃止となった。
参照元 wikipedia
地図で言うと、このあたり
この日も猛暑で、とんでもなく暑かったです。
人が頻繁に通る場所も少なかったので
自動販売機もあまりなかった気がしました。
駅前のコンビニである程度購入していくことをおススメします。
西武安比奈線と検索すると、この南大塚駅のところから
線路がある画像がでてきますが、もう撤去されてました。
ここから数km線路がどんな風な形で残っているのかに
とてもロマンを感じました!
特に下調べをあまりしないで行きました。
目の前に広がるであろう景色にできるだけ感動したくて
駅をでて、Googleの西武安比奈線跡となっている個所を
目指します。
5分くらいでしょうか。しばらくするといきなり住宅街から
線路が出てきました。
めちゃくちゃテンションがあがります。
この線路をたどるように進んでいきます。*線路の上は歩けません。私有地に入らなければ見れない箇所がありますので一般道から見る形になります。
畑のなかをつっきっていたり、線路上を歩けないので
一般道でたどれるところをたどっていく感じです。上の写真はよく見ると奥に茶色の列車の橋があります。
夏なので草木がかなり生い茂っていて途中見えない個所も
ありました。
いくなら冬の終わりくらいがちょうどいいかもしれません・・・・
しばらくすると途中途中で水路をまたぐ橋があったりと
半世紀にもわたってずーっとそこにあるので
電車の音が聞こえてきそうな感じがします。
こんな風に森のなかをつっきる個所があるので
ここを実際の電車で通りたくなりました。
入間川の砂利を運んでいたようなので
入間川のところが終点なのですが、橋げたも
少し前に撤去されていて終点のような面影はもうなかったです。
個人的にはここにありました!的なものが欲しかったですが
ゴールみたいなものはありませんでした。
どうせなので入間川を越えようと、地図も見ずに
なんとなくさまよった結果、渡る橋まで全然たどり着けず・・・・
このまっすぐな道行けば橋に登れる階段があると思っていた
陽炎が見えそうなひたすらまっすぐな道を歩いた先には
運動場しかなく・・・結局戻ることに。
こんな感じで迷いまくりました・・・・・
最後に的場駅まで歩いてここまでで2時間くらい歩きました。
SNSで気になったところにいつでも行けて、
地図アプリもあるから迷わないし、だいたいコンビニやお店もあるので
困りませんがその分、人に聞いたり、ものに感動したり
デジタルではなく、実際に感じる感動って
技術の発展とともに年々薄くなってきている気がします。
今回実際に行ってみて、歩いて探して、
道に迷って、自動販売機があんまりなくて
歩きすぎて足が痛くなるっていう普段だとムダに思える
行動も、線路だったり、景色だったり人だったりに
感動することでなんだか忘れていた感覚を思い出した感触
がありました。
携帯を置いて旅に、まではハードルが高いですが
最低限のことだけ調べて、あとはサプライズを期待して
ちょっとした旅にでるのもとてもいいです。
ぜひデジタル世界からたまには抜け出して行ってみてください!