Excelはとても便利で、社内の様々な業務で活用している企業が多いと思います。
そんなExcelにも不便なところはあります。
最近私がよく困っている一例を紹介します。
Excelはセル内のデータを自動で変換してくれます。
例えば、”4/22″と入力すると”4月22日”と変換されたり、
“00100”と入力すると”100″と変換されたりされます。
このような機能はある場面では便利なのですが、
ある場面ではとても困ります。
例えば、”1/2″という文字を入力したいのに”1月2日”と変換されたり、
電話番号で”09011112222″と入力すると”9011112222″と変換されたりしてしまいます。
そういうのでイライラしたことがある人も多いのではないでしょうか。
一番知られている改善策は文字列の最初に'(シングルクォーテーション)を入れることです。
これについてはご存知の方もいるかと思います。
それで都度解決はするのですが、CSVファイルで大量のデータを読み込む場合にはすべてのデータを変換していくのは
あまり現実的ではありません。
それを解決する方法としては、拡張子を”.txt”に変換してファイルを開く際に列ごとにデータ形式を指定するという方法があります。
その具体的な方法については下記ページを参照下さい。
ExcelでCSVファイル読み込むとき、先頭の「0」が消えないようにする方法
Excelでタブやスペースで区切ったテキストファイルを読み込む方法
上記方法でも出来るのですが、
ファイルを開くたびに実施するとなかなかの手間になります。
この辺をマクロで一括処理することが可能なのですが、
現在そのようなマクロを製作中です。
完成したら次回の更新の際に紹介します。