ネットショップでよくあるカゴ落ちの原因とは?

ネットショップを運営していると、「カートに商品は入ったのに、なぜか買ってもらえない」という悩みに直面することはありませんか?
その原因のひとつが、購入手続きの面倒さにあります。

購入手続きが煩雑だと、途中で離脱してしまうユーザーが増え、売上に影響を及ぼします。
そんな課題を解決してくれるのが、MakeShopがリリースした新機能「Smart Checkout(スマートチェックアウト)」です。

Smart Checkoutとは?

Smart Checkoutの最大の魅力は、購入手続きがこれまで以上にスムーズになる点です。
従来の購入フローでは、住所や支払い情報などを複数の画面に分けて入力する必要がありましたが、Smart Checkoutでは画面遷移を大幅に削減。
必要最低限の入力項目に絞ることで、購入完了までのハードルがぐっと下がります。

また、「ゲスト購入」「会員登録」「ログイン」といった選択肢がタブ形式で表示されるようになり、購入者自身が好みに応じた方法を直感的に選べる仕様となっています。
ゲスト購入の場合でも、まず注文者情報だけを入力し、その後の画面で配送方法や支払い方法を一括で選べる流れになっているため、手続きがスムーズで快適です。

特にスマートフォンからの利用を意識した設計がなされており、「入力しやすい」「見やすい」「迷わない」という三拍子がそろったUIも大きな特徴です。
このような改善により、購入率の向上が十分に期待できます。

(参考:Smart Checkout(スマートチェックアウト)で注文完了まで1クリック!

今までの設定は引き継げる?

「新しい画面に変えるのはちょっと不安…」という方も多いはず。
でもご安心ください。

Smart Checkoutに切り替えても、以下のこれまでの設定は引き継がれます。

  • 注文完了後に表示される「メッセージ」の内容
  • 現在設定されている決済方法(クレジットカードやコンビニ払いなど)

つまり、ユーザーの操作感は良くなりつつ、ショップ運営側の設定を一からやり直す必要はほぼありません。これは非常に大きなポイントです。

どうやったら使えるの?

Smart Checkoutは、MakeShop側で対象ショップから順次自動で切り替えが行われていますが、すべてのショップが自動で切り替わるわけではありません

たとえば、アクセス解析ツールなどのタグを「bodyタグ用」のエリアに設置している場合は、自動切り替えの対象外となります(参考:makeshopマガジン「【重要】ショップ様の決済画面を「Smart Checkout」に変更いたします」)。

また、2025年7月現在、切り替えがまだ行われていないショップは自動切り替えの対象外である可能性が高いです。

しかしそうした場合でも、ショップオーナーの判断で手動切り替えは可能です。
「うちは該当しているかも?」と思ったら、管理画面をチェックしてみましょう。

導入時の注意点

Smart Checkoutでは、旧決済画面で実施していたカスタマイズの一部や設定が無効になる場合があります。
たとえば、注文画面の表示設定、フッター画像、注文情報項目(例:緊急連絡先)や代金引換の配送時決済指定などが対象です。

そのため、切り替え前にはMakeShopのマニュアルやサポートページをよく確認し、自ショップに影響のある変更点がないかを把握しておくことが大切です。

また、Smart Checkoutに切り替える際は、念のためテスト購入などで実際の動作確認を行うことが推奨されています
安心して導入するためにも、事前の準備とチェックを丁寧に行いましょう。

まとめ

Smart Checkoutは、購入体験を大きく改善し、売上アップにつながる可能性が高い新機能です。
切り替えにあたっては設定や運用面で不安がある方もいるかもしれません。

そんなときは、ぜひ私たち株式会社アートピースまでお気軽にお問い合わせください。
経験豊富なスタッフが御社の状況に合わせた最適なアドバイスとサポートを提供いたします。
導入前のご相談から運用後のフォローまで、しっかり支援いたしますので安心してご依頼ください。