こんにちは、ディレクターをしています上原です。
夏も終わり掛けで9月に入りました!
いよいよ秋、というところですが、 アパレル業界ではもう冬です。
先週わたしは冬物のEC商品撮影に行ってまいりました。
弊社はEC構築~運営までは幅広く行っておりますが、ECサイトの主軸と言っても過言ではない(!?)商品撮影についても、しっかりと行っております。
今回は弊社で行っている商品撮影業務で、そもそもの流れや撮影の方法であったり、こだわりのポイントや、一般的に撮影できる型数、課題点など書いていければと思います。
目次
そもそも商品ページにはどのような写真が必要なの?
ECサイトで商品を売るためには必ず写真が必要です。
極論、写真があれば売ることは可能ですが、より魅力が伝わり、買いたいと思わせる写真であることが重要です。
扱う商材にもよりますが、アパレルでお話しするならば、以下の事を重要視します。
必ず必要な写真
・サムネイル用写真 ・商品のディティール ・カラーバリエーション |
細かく詳細を見ていきましょう。
サムネイル用写真
こちらは、商品一覧ぺージに並ぶものです。一瞬で目につきやすく、クリックしてもらえるようにしなければなりません。
できるだけ着用写真を使用しましょう。
商品のディティール
もちろんモデルやスタッフさんで着用した商品を細かく撮っていければベストです。
取り扱い商品が少ない場合はモデル・スタッフ撮影をお勧めしますが、かなり多くの商品を販売する場合は撮影時間がままならなりません。
その場合は出来るだけ時間を圧縮するためにもトルソーやマネキンで撮影していきましょう。
カラーバリエーション
撮影の方法は自由ですが、生地の色のみを撮影するよりも、きちんと商品全体として撮影するほうがよいです。
撮影環境や照明の色などで、仕上がる写真の色味は全く変わってきます。
撮影依頼方法と流れ
自社で撮影部隊を持っている企業は少ないかと思いますので撮影をお願いできる企業を探して依頼するとよいです。
見積りに必要な詳細をヒアリングされます。
・撮影SKU数 ・1商品あたりのカット数 ・日数と1日の撮影時間 ・撮影するスペースの有無 |
割と少ないSKU数であれば、宅配便等で送り、撮影後、返却をしてくれるところも多いかと思います。
宅配料金は基本的には依頼者もちであるので、あまりに多い場合、自社に撮影可能スペースがあれば、そこで撮影してもらうのもよいでしょう。
弊社アートピースでは、クライアント本社に出向いて撮影を行う場合も多いです。
1日に撮影できる上限
私が現在担当させて頂いているレディースアパレルのクライアント様では、丸2日かけて約250~270型。SKU(カラバリなど含めた数)にすると約700SKUにもなります。
この企業様は本社の開いている2フロア使用し、約10チーム(セット)を稼動させています。
単純計算では1日125型~135型ですが、1日目は機材などのセッティングやサンプルチェックを、2日目にはセットをばらして搬出、といった作業の時間でそれぞれ2時間くらいはかかります。
1日で行う場合、本社などに出向いて行う際は前後2時間はつぶれてしまい、実際3時間程しか撮影できないなどもあります。
1日で撮れるサンプル数であれば、カメラマンが持っているスタジオなどで行うことも可能です。
撮影できるカメラマンの人数やスタイリストの人数と、予算でも異なりますので、注意しましょう。
撮影後の流れ
上がったデータを、必要に応じてレタッチ・切抜きなど行い、ご納品します。
撮影~納品まで(切抜きの有無やレタッチ、撮影数にもよりますが)2週間程度です。
気を付ける点・売れる写真のポイント
冒頭でもお伝えしたように、写真があれば基本的にはEC販売が可能です。
ですが、商品のよさが伝わらなければユ―ザーは購入したいと思えませんし、むしろブランドイメージを下げてしまう恐れもあります。
気を付ける点
色味は出来るだけ、実際の商品に近づけましょう
問い合わせがかなり多い内容です。実際にはユーザーが閲覧する端末やモニターなど見る環境によって、目に入る色は変わってきますので完璧に合わせるのは不可能に近いと思います。(大概、商品ページには注意書きとして「実際の色味と異なる場合がございます。」と記載があることがほとんどです。)
ですが、届いた商品があまりにも写真と違った場合にはクレームにつながりかねません。レタッチを行い、近づけるようにしましょう。
他のアイテムと1カットにまとめた写真はやめましょう
コーディネートの写真であれば問題ありませんが、たとえばワンピースの商品ページのメイン画像にこのようなコーディネート写真を載せることはよくありません。
ユーザーが、ジャケットなのか靴なのか、カバンなのかぱっと見て判断がつかないため、クリック率が下がる傾向があります。
もしどうしても使用する場合は、商品名頭に【ワンピース】など分かり易く工夫するか、ジャケット等の場合はジャケットの部分だけトリミングをして使用しましょう。
商品写真以外にあった方がより良い写真
ECの弱点としては、実際にリアルタイムで試着ができないという点。人によって様々な肌色や身長、骨格はどうしても着用しないとわからない点が多いです。
そこをいかに打ち破って、ユーザーに着用イメージを沸かせられるかがポイントだと思います。
以下のものは出来るだけ揃えておくことをお勧めします!
・サイズ感のわかる着用写真
様々な身長や体重のスタッフで実際に着用した写真を用意しましょう。
テキストとしてサイズ表はあるのはもちろんですが、人間やはり視覚的に訴えるほうがイメージが湧きやすいものです。
スラッとしたモデルさんが着用したものは一見よく見えますが「私には現実的に似合わない・・」と躊躇して購入しない方も多いと思います。
「このスタッフさんでこういう感じなら、私でも着れるかも」と思わせるのが大切です。
・実際のコーディネート/着こなし方の写真
お洋服にそこまで知識がない方などは「どのように合わせたらいいかわからない」「ウエストイン・アウトどちらが可愛いの?」という悩みもあると思います。
パンツでクールなかっこいい着こなし方や、スカートでフェミニンに仕上げ方、色味の合わせ方や小物使いなど、あげれば何通りもでてくると思いますので、出来るだけたくさんの着こなし方提案をしてあげましょう。
ART PEACEの強み
色々とご説明してきましたが、弊社では撮影~ECアップまでの画像処理など一括で行っております。
パートナーのカメラマンやスタイリストたちは、有名ブランドの撮影を行っている方も多数おりまして、お客様の要望を予めきちんとヒアリングをし、弊社とカメラマンでも事前にすりあわせを徹底しています。
また、最大の強みとしましては、運用~コンサルティングも行っているため、それぞれのサイトにあった撮影方法や、最近のトレンド、ユーザーの傾向に基づいた撮影などが可能です!
サイト運営側の気持ちがわかるからこそ、納品後もサイトに反映しやすいようにサポートいたします。
もし、気になる点や質問などがあれば、弊社問い合わせページから、お問い合わせください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初めてサイト制作をする場合、もちろんご自身で撮影して用意する方も多いかもしれませんが、商品写真は売れ行きやブランドイメージとしてもかなり影響が大きい部分です。
予算もあるとは思いますが、長い目を見てユーザーの視点に立ち、見やすいものを心がけて撮影していただきたいものです。
商品写真は、企業の渾身の力作、魅力をアピールできる一番大切な部分です!!
いくらサイトがかっこよくても、おすすめしたい商品が見にくかったり格好悪く撮影されていたら、「こんなものか・・」とユーザーは離れていくでしょう。
簡単に思われがちな部分ですが、是非シビアになって考えてみて下さい。