24時間いつでも購入できて配達してくれて、さらにお得に買える私たちにとって身近な存在のECですが、最近ではちょっと特殊なECや、まだ日本ではあまり知られてないECなど、奥深いECの世界から、私が注目する3つピックアップしてみたいと思います。

①SHEIN(シーイン)

2008年に立ち上がった中国発のアパレルブランドです。
日本ではまだそこまで知名度はないようですが、アメリカでPiper Sandler 社の調査によるとアメリカの10代女性が好きなブランドに2020年度秋で8位にランクインしました。Forever21やH &Mといった、世界規模で店舗を持つ大企業と並んで名前があがっています。

ターゲット

公式サイトによると10代〜20代女性をメインにターゲットとしており全体的な価格もとても安いのでターゲット世代にとってはとても手にとりやすいのもあるかと思います。
参照:公式サイトhttps://asia.shein.com/About-Us-a-117.html

特徴

日本ではブランドが例えば中国の工場に発注し、サンプルがあがり、生産されて
日本に出荷、販売という流れになりますが、中国国内で全てが完結されるため
オンラインストアに載るまでのスピードが尋常じゃなく早いです。
NEW ARRIVALの数を見るととんでもない量がアップされてます。
モデルの画像も多いので撮影もかなりやってるんだと思います。

公式サイトでインフルエンサーを募集していて、SNSで検索してもかなり多くの投稿を見かけるのでUGCマーケティングも幅広く行なっている印象がありました。1注文あたり10%〜20%バックしてくれます。
参照:公式サイトhttps://asia.shein.com/affiliate-a-427.html

また、ほかにも#sheingalというブロガーも募集しており、
条件は不明ですが新作アイテムが宣伝してくれる代わりに提供してくれるようです。

参照:公式サイトhttps://asia.shein.com/affiliate-a-427.html

最近日本語の対応もしたようで、アプリが出てます。ところどころ日本語がおかしなところがありますが、購入するにあたってはほぼ問題ないと思います。
*ブラウザで見る限りはPCのみ言語対応していてスマホは言語選択ができないようです。

アクセスすると、ほぼ毎回フルサイズのPRが出てきます。

個人的に一番気になったのはアプリを開く度にほぼ毎回動画・もしくは画像の短いプロモーションが入ること。日本ではポップアップが表示されることが多いですが、スマホの大画面いっぱいに写されるので、商品数が多いため新規顧客にはとても効果的かなと感じました。 一覧ページで商品名が表示されてないこと。直感的にデザインや 価格で選び、中に入ると商品名がありました。確かにタイトルで選ぶってことはあまりないですし、気になる人は商品詳細ページを見ますよね。日本でもSNSやYou TubeでもSheinについて触れている情報がたくさんあるので気になる人はチェックしてみてください。

②GILT(ギルト)

リアル店舗が閉店したあとにECが開店!?夜からしか買えない会員限定サイト

GILT
https://www.gilt.jp/stores/men

ターゲット

ラグジュアリーという普遍的なコンセプトをもとに、ファッション感度が高く上質な商品を求める人
*CEOインタビューより抜粋
https://www.wantedly.com/companies/gladd/post_articles/288397

特徴

NY発、国内最大級の 会員数を誇るファッションサイトGILT
だいたいの店舗が閉まる時間の21時からオープンする国内外のハイブランドが
格安で購入できるユニークなサイトです。会員限定 昼間の店舗がオープンしている時とECの特性を完全に分けた見せ方で知る人ぞ知るECです。

”毎晩21時から時間限定で、海外・国内の有名ブランドのアパレルや雑貨、さらに、厳選のグルメやビューティの体験プランまでが驚きのご優待価格で登場します。手に入れるには早い者勝ちという、ライブ感たっぷりのフラッシュセールをお楽しみください!
参照:公式サイトhttps://www.gilt.jp/info/company/about

実際に中に入ってみるとわかるのですが・・・これ正規品・・・?って疑うようなラインナップです。こちらは正規代理店、もしくはブランドと直接取引しているので全てが正規品です。
参照:公式サイトhttps://www.gilt.jp/info/company/about

GILTはハイブランドが抱える、在庫焼却の課題をブランド価値を保ちつつ販売できる意向と合致していて会員にならないとそもそも商品すら見れない=本当に欲しい人しか見れない+21時からしか買えなくすることでこの課題を解消していると感じました。

③YOOX(ユークス)

ハイブランドが格安で買えるEC!?

YOOX
https://www.yoox.com/jp/

ターゲット

ハイブランドをお得に購入したい幅広い世代

特徴

数多くのハイブランドがほぼ50%OFFで購入可能です。これって本物なのか?と疑いたくなるのは当然ですが、運営している企業はYOOX NET-A-PORTER GROUPです。親会社にはジュエリー、時計、ファッションブランドの運営元会社を傘下に保有する企業グループ、リシュモンで、カルティエ、ラルフローレン、クロエなど・・・言わずと知れたファッション・宝飾品・時計類のラグジュアリーブランド市場において、LVMHに次ぐ第2位の企業で、公式サイトにも直接ブランドと契約することでかなり安くEC展開している、と明記してます。日本で正規代理店を通した金額よりも30〜50%安く購入可能です。

参照:公式サイトhttps://help.yoox.com/system/selfservice.controller?CONFIGURATION=1092&PARTITION_ID=1&secureFlag=false&TIMEZONE_OFFSET=&CMD=VIEW_ARTICLE&ARTICLE_ID=2130&SOUTED_ARTICLE=true

日本で正規代理店を通した金額よりも30〜50%安く購入可能です。

海外発送なので若干送料は高いですが、それでもこのスピードで届くのは魅力です。

ショッピングガイドを見ると、最短4〜6営業日でお届けとなっており、
海外発送でも国内ECと変わらないくらい早く届くのも魅力です。
https://www.yoox.com/jp/project/yooxshoppingguide?

まとめ

今回ご紹介した3つはご存知でしたでしょうか?
みなさんは好きなブランドECはもちろん見ていると思うのですが、新しいECの情報はどこから見つけますか?私は著名人のメルマガやnoteを購読し、そこをきっかけで気になったものは見るようにしてます。最近感じるのはもはや国内・国外関係なく、いつか越境ECという言葉もなくなるんじゃないかと個人的に感じてます。少し前まで、越境ECやリアル店舗がないなんてそれで本当に売れるのか?そんな風に思っていたのもつかの間、コロナになってさらにECの需要が高まる中でより進化を続けている海外ブランドECにも今後注目です。

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