夏は出社するだけで汗だくになる佐藤です。

現実ではなくバーチャルの世界で出社できたら満員電車に乗ることも汗だくになることもなくなりますね!
出社しなくてもいい会社や在宅で仕事ができるなんて近年珍しくはないです。

皆さんは【eXp Realty】という会社を聞いたことがありますか?
僕は初めて聞いたのですが北米の不動産会社なんですね。
2017年10月以降株価は300%上がり、7か月足らずで不動産代理店スタッフ数が2倍に急増。
また、2018年5月にはナスダックにも上場し取引初日に時価総額10億ドル(約1,100億円)を記録し急成長しています。

この成長のキーワードが【バーチャルリアリティ】です。

現実の世界にはほとんどオフィスがなく、実際に出社する社員の方もほとんどいないんです。
本社があるのはバーチャル世界の中で、出社はログインしてアバター出社するだけです。
出社方法は簡単で、専用ソフト「eXp World」をダウンロードするだけなんです。しかもソフトを使うためにVRヘッドセットやハイスペックPCなどは必要なく、使っている社員もほぼいないとか。

バーチャル世界で集まっているのでSlackや動画チャットを使って会議を行ったり進捗をネットサービスで管理しているのとはまた異なります。
オフィスには社員のアバターが集い、会議や研修が開かれ社員間のコミュニケーションもVRの世界でとれます。出社義務なしで顔を合わさないと、社員同士の関係性が心配になるのですがアバターは顔を合わせてます。バーチャル世界で、同僚と会議室まで一緒に雑談しつつ歩いたり、休憩したりしています。

VR世界にオフィスがある利点としては、ネット環境さえあれば住んでいる国に関わらず人材を採用できる点です。
実際、CTOであるPetronis氏はニューヨーク州在住。CEOはワシントン州、COOはアリゾナ州、CFOはネバダ州と普通ではなかなか集まれない場所ですがバーチャル世界ではいつも顔を合わせることが可能なんですよね。

そのうちeXp Realtyのような企業が増えたらエネルギーの節約にもなりますが個人的に気になるのは人間関係とコミュニケーションですね。
僕は接客業をずっとやっていたので実際に顔を合わせて仕事をしたいかなとは思いますが皆さんはいかがですか?

夏に汗をかかず、満員電車にも乗らずして出社することが普通になる日も近い!かもしれないですね。

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