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ECプラットフォーム選定の新基準マーケティング部長が語るW2の強み

ECプラットフォーム選定の新基準マーケティング部長が語るW2の強み

EC市場が急速に拡大し続ける中、多くの企業がプラットフォーム選定に悩んでいます。単なる機能比較を超えて、真に事業成長を支えるパートナーをどう見極めるべきか?今回は、設立20期目を迎えるW2株式会社でマーケティング部長を務める樽澤寛人氏に、EC業界の最新動向とプラットフォーム選定の新基準について詳しくお話を伺いました。

GUEST

マーケティング部 部長
樽澤 寛人

神戸大学在学中にEC事業で起業し、自社ECサイトの構築から販売戦略の立案・実行までを一貫して手掛け、事業規模を飛躍的に拡大後、事業譲渡を実現。大学卒業後、W2株式会社に新卒入社し、現在は、マーケティング部の部長として、プラットフォーム事業とインテグレーション事業のマーケティング戦略の統括・推進を担当。

Q1:W2様のご紹介をお願いできますでしょうか?本日はインタビューをさせて頂く樽澤様のご紹介をお願いいたします。

樽澤さん:W2株式会社は、現在設立から20期目を迎えた企業です。社員数はおよそ400名ほどおり、東京・銀座を本社に、福岡、大阪に拠点を構えています。また、グローバルな視点でいうと、ベトナムや台湾にも拠点を展開しています。

当社の代表である山田は技術者出身であり、その影響もあって社員の約6割がエンジニアという、技術者集団として成長を続けている会社です。

私たちは、コマースのテクノロジーを活用し、さまざまなプロダクトやソリューションを世の中に提供することを目指しており、プロダクトとしては、あらゆる商材の特性や業界特有の販売に対応する機能を搭載した総合型ECプラットフォーム「W2 Unified」、サブスクや定期通販に特化したECプラットフォーム「W2 Repeat」、受発注・見積り業務も効率化する法人取引ECソリューションなどをご用意しており、ソリューションでは、オリジナルAI機能開発/システム化のご支援もしております。

安藤(アートピース):20期目で400名規模、しかも6割がエンジニアというのは確かに技術者集団ですね。技術者集団としての強みと樽澤さんの起業経験が組み合わさっているのですね。

Q2:直近でW2様が注目されているEC業界の傾向についてお聞かせいただけますでしょうか?

樽澤さん:まず、D2Cが再定義されてますよね。広告費は年々右肩上がりで、クリック単価も上がりっぱなしなので、回収をLTVで見ないと合わなくなってきています。その結果、サブスク+コミュニティをセットにして顧客を”ファン化”するモデルが増えている印象です。

コロナ期に一気に増えた新規ECは、今けっこう明暗が分かれてます。伸び悩むECが撤退する一方、勝ち組は収益性を高めて伸ばしている。まさに二極化が顕著に表れていると思っています。

その裏でBtoB-ECがめちゃくちゃ伸びていて、経産省の統計でも市場規模は465兆円、前年比10.7%増と桁違い。事業者数も前年より大幅増していますし、弊社へのご相談も非常に多いです。

店舗も持つ企業さんはOMOを急ピッチで進めてます。ユーザーID・在庫・ポイントを”ひとつのハブ”で管理・回す動きが主流になっており、日本でもオンライン利用世帯が52%に上がった一方で実店鋪需要も根強く、統合が不可欠って感じです。

安藤(アートピース):業界の二極化が進む中で、勝ち組と負け組の差が明確になってきているのですね。確かに私が商談をする中でも進んでいる印象があります。そうした環境で、W2さんの強みはどこにあるのか改めてお伺いしたいです。

Q3:数あるECプラットフォームの中で、W2様ならではの強みや、他社との違いについてお聞かせください。

樽澤さん:大きく4つのポイントがあると考えています。

  1. 豊富な機能で多様な商材に対応
    W2のECプラットフォームは、1,000以上の機能を備えており、サプリメント、化粧品、食品・冷凍品、第1種・第2種医薬品、アパレル、総合雑貨、無形商材など、さまざまな商材の特性や業界特有の販売形態に対応できます。
  2. ワンストップでの支援体制
    戦略立案からプラットフォーム構築、デザイン、運用、コンサルティングまで、コマース事業に必要なすべてを一気通貫で支援しています。
  3. スケーラブルなプラットフォーム
    ノンカスタマイズモデル(SaaS)から大規模開発プラットフォーム(PaaS)まで、スケールに合わせた運用が可能です。
  4. 伴走型の運用支援
    インハウス専属のカスタマーサクセス(CS)チームが、システムの提供にとどまらず、運用面でも「伴走型」の体制でサポートします。

安藤(アートピース):「豊富な機能と一気通貫のサポート、まさに理想的な体制ですね。」W2を使ってらっしゃる弊社のクライアントもサポートに関して特に評価が高く、寄り添いをしてくれると評判がかなり高いです。ECは構築後が大変なので、サポート体制がしっかりしていると安心ですね。

Q4:現在ご利用のプラットフォームから、W2様のプラットフォームへリプレースされる企業様には、どのような課題を抱えていらっしゃるケースが多いのでしょうか?また、そういった課題に対して、W2様のプロダクトではどのように解決できるとお考えでしょうか?

樽澤さん:豊富な標準機能を搭載するSaaSモデルを基にカスタマイズすることで、フルスクラッチ開発と比べ短時間・低コストで理想のECサイトを構築を実現できます。実際に平均して、Fit&Gap時の要望にて、標準機能の対応率は84%と高く、顧客の要望に対する追加開発を減らし、カバー率が高いです。

売場構築に必要な多彩な標準機能から、顧客管理機能、サイト分析や広告分析、SEOをはじめとしたマーケティング機能、高度なリピーター施策を実現できるCRM機能など、1つ1つ使いやすく、結果に直結すると定評のある機能が1000以上搭載されているので、売上の最大化と業務工数の最小化の両軸でご支援できます。以下が一部になりますが、具体的な事例です。

Q5:W2様がECサイト構築を行う上で、特に心がけていらっしゃることはございますか?

樽澤さん:豊富な標準機能を搭載するSaaSモデルを基にカスタマイズすることで、フルスクラッチ開発と比べ短時間・低コストで理想のECサイトを構築を実現できます。実際に平均して、Fit&Gap時の要望にて、標準機能の対応率は84%と高く、顧客の要望に対する追加開発を減らし、カバー率が高いです。

安藤(アートピース):お客様の目的達成に最適な機能提案を心がけているのですね。1,000を超える機能から最適な組み合わせを選ぶのは、まさに専門性が問われるところですね。では、実際の導入から構築までの流れを教えてください。

Q6:W2様のプラットフォーム導入から構築までの大まかな流れについて教えていただけますでしょうか?

樽澤さん:規模感によりますが、大きく4つのSTEPで進みます。

① ゴールヒアリング
まずはお客様のビジネス目標や理想とする運用を丁寧にヒアリングします。

② 要件整理・機能選定
ヒアリング内容をもとに必要な機能を洗い出し、構築方針を決定します。

③ プロジェクト設計・推進
専任のプロジェクトマネージャーがWBS(作業計画)を作成し、スケジュールに沿ってプロジェクトを進行。お客様と密に連携しながら、「一緒に作り上げるスタイル」でサイト構築を進めます。

④ サイトOPEN・運用支援
OPEN後も終わりではありません。専任のカスタマーサクセスチームが伴走し、機能利活用のご提案や追加施策のサポートを通じて、お客様の継続的な成長を支援します。

安藤(アートピース):ゴールヒアリングから運用支援まで、本当に一気通貫のサポート体制ですね。『一緒に作り上げるスタイル』というのが印象的です。

Q7:最後に、この記事を読んでいるECプラットフォームの乗り換えを検討中の企業担当者の方々へ、何かメッセージをお願いできますでしょうか?

樽澤さん:ECプラットフォームの選定は、単なるシステム比較ではなく「未来のビジネスモデルを選ぶ決断」だと考えています。私たちW2は、テクノロジーと伴走支援の両輪で”成長し続ける仕組み”を提供します。
もし今、「売上の天井感」や「運用負荷」に悩まれているなら、一度弊社にご相談いただければと思います。事業を拡大するパートナーとして、必ずや期待を超えるご提案をいたします。

安藤(アートピース):長時間に渡るインタビューにお答え頂きありがとうございました。W2様は樽澤さんが触れていた通り、プロフェッショナルな技術集団であり、アップデートを繰り返しながら強固なシステムを保持しながらも柔軟性の高いECを提供しています。弊社でもエンタープライズと呼ばれる大規模ECから、パッケージまで、EC戦略・デザイン・運用に強みがある弊社とパートナーを組み、お互いの強みを活かした構築を提供しています。

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