esportsの市場規模が2020年には19憶ドルになると言われており日本の企業も大会企画や業務提携、投資ファンドの組成など様々なかたちで参加しています。
また、IKEAがesports向けの家具の開発と販売を発表しています。

世界中の企業が参加している中、私が気になったのはスポーツカンパニーの中でも最大手であろう“NIKE”
そのNIKEがブランド史上初となるesportsのプロ選手とスポンサー契約を締結しました。
esportsという名前ではありますがゲームの世界に進出したのは驚きでした。

 

esportsには大会によって4つのジャンルに分けられるそうです。

1,【MOBA/マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ】
プレイヤー同士でお互いの拠点破壊を目標に戦うルールを主軸としたジャンルで戦略性が非常に高いのが特徴。

2,【FPS/ファーストパーソン・シューティング】
一人称視点で進行するシューティングゲーム。基本的には、銃器等を使用して相手プレイヤーを倒すことを目標としたゲームが多く試合展開が把握しやすいのが特徴。

3,【格闘ゲーム】
日本でも馴染みが深い対戦型ゲーム。

4,【CCG/コレクタブルカードゲーム】
トレーディングカードゲームのデジタル版。様々な効果が付与されたカードが扱われ、高度な読み合いが要求される。操作性やゲームシステムのシンプルさが特徴。

 

MOBAを代表する対戦型オンラインゲーム『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の中国チーム、Royal Never Give Up(ロイヤル・ネバー・ギブアップ)に所属するプロゲーマーのUzi(ウジ)ことJian Zihao(简自豪)とスポンサー契約を締結しました。全く知らなかったのですが『League of Legends』は世界中でプレイヤー人口が1億人を超えているとされる大人気ゲームであり、大会の賞金総額は日本円に換算して5億円以上にもなるそうです。

 

Uziは、同じくNIKEと契約しているNBAのスーパースター選手Lebron James(レブロン・ジェームズ)の新キャンペーン“Dribble &”にも登場し、レブロンのロゴが落とし込まれたTEEを着用した画像が公開されています。
今後、マイケルジョーダンやコービーブライアントのようにシグネチャーモデルのアパレルやスニーカーが発売される可能性も考えられます。または、ゲームメーカーとコラボしてNIKEのロゴが入ったコントローラーが発売されたりもするのでしょうか。
NIKEのコラボレーションの幅が広がっていくので個人的には動向が気になるところではあります。

すでにプレステとはコラボしてますけどね。
https://www.fashionsnap.com/article/2018-11-28/pg25-playstation/

将来的には他のスポーツブランドもesportsに参戦して有望な選手との契約合戦などバスケや野球などのように競争化していくのかも見所です。

昔はゲームばっかりやっていたら親に叱られたものですが、今やプロになって賞金を稼ぐという道があるんですね。
もう身体を動かす競技だけがスポーツではない時代。
ずっとバスケをしてきたので若干の違和感を感じますが。

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