皆さんはExcelのマクロというものをご存知でしょうか。
簡単に言うと、Excelのに入力を自動化するものです。
例えば、異なるExcelファイル間でコピー&ペーストを繰り返すような作業があった場合、それをボタンを1回押しただけで全部自動でおこなってくれるといった魔法のようなツールです。

魔法と言いましたが、実は、裏でVBAというプログラミング言語で書かれたプログラムがあり、ボタンを押すとそのプログラムが実行され、自動処理される、という仕組みになっています。
Excelの関数を利用したことがある人であれば、関数よりもっと複雑な処理ができるようになったもの、と言うとイメージしやすいかもしれません。

Excelが大多数の企業で利用されている昨今、実はマクロが組み込まれているExcelは意外と多いです。
(利用者は意外と気づかずに使っているケースも多いです)
ですが、そのマクロを作成、編集できる人は意外と少ないのです。

その理由は前述の通り、マクロはVBAというプログラミング言語で記載するため、VBAの知識がないと作成が難しいからです。VBAという言語自体はそれほどメジャーではありませんが、CやPerlといった言語と比較的似ており、CやPerlをわかる人であれば、比較的簡単に作成ができます。(私も学生時代にCやPerlを少しかじっていたため、比較的簡単にマクロを理解することができました)

そのため、大企業であれば、数十人の組織の中に1人、2人はわかる人がいて、その人がマクロを作成しているケースが多いです。しかし、少人数の企業、組織の場合、マクロを作成できる人がいないケースが多いのが実情です。

私も前職では比較的大人数の組織にいたため、身近にマクロを作成できる人がおり、自分ではあまり作成する必要がありませんでした。
ですが、ArtPeaceに来てみると、手作業で頑張ってしまっている部分が多く、効率化できるところがたくさんあるな、と感じました。(私がArtPeaceに来たのも、その辺を期待されてのものでもありました)

それから社内の業務改善に取り組んできましたが、その中で、同じような課題を抱えている企業があるのではないか、と考え、少しずつではありますが、他社の業務改善のお手伝いもさせていただくようになっています。

その中で感じることは、実はExcelの業務がもっと効率化できることに気が付いていない企業が多い、ということです。

そのような潜在的なニーズを発掘し、お力になれれば、と考えています。

と、簡単にマクロについての話をさせていただきましたが、次回以降は具体的にマクロによって改善された業務を紹介していこうと思っています。

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